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松山に行きまっしょい。(2)
伊丹を無事に飛び立った自分は憧れの空へ。
とにかく窓に貼り付くようにして外を眺めてた。鼻息も荒く何枚も写真を撮っていた。
しかし、この日の天気はあいにくの曇り。しかも小さいヒコーキなだけに高度はたった4000m。速度も500kmと通常のジェット旅客機の半分程度のスペック。10000m上空だったら雲の上に出るし、いいのだが、4000mだと、思いっきり雲の中を突っ込んで行きよる。
だからまあ、揺れること。
機体が小さいがゆえ、揺れがダイレクトだこと。
結局松山に到着するまでの1時間、ほとんど厚い雲の中を飛び続けていた。
やがて松山が近くなってきてアナウンスが入った。
どうやら松山の天気は雨らしい。
「ふ~ん。雨ね。。。。。。。。え?!雨????」
しもた。傘持ってくるの忘れた!あ~余計な出費が。。。と思ったが、高度も下がり、海が見えてくると雨なんて降ってない。
なんだ。ガセネタかよ。
そしてヒコーキは松山空港に着陸態勢をとる。どんどん海が近づいてくる。そして視界に滑走路が飛び込んでくる。
この光景。。。。バリに着陸するときと同じだ。何だか懐かしく思えた。
そして無事着陸。空港ロビーで陸路を大爆走している先輩に連絡を取る。
すると先輩方は予定していた到着時間から大きく遅れるということで、「ヒコーキを十分に堪能した上で伊予鉄松山市駅にくるよう」言われたので自分は展望デッキでぼんやりヒコーキを眺めていた。
大型機が1機、プロペラ機が2機が離陸を控えていた。
やがて大型機のエンジンが始動して機体が動き出す。しっかしあのエンジンスタートの瞬間ってホントしびれる。
そしてその後ろをプロペラ機がついていく。
そして次々に離陸していった。
空港に残された1機のプロペラ機は自分が乗ってきたやつ。
ただいま燃料補給中。それと同時に今度は大阪へ向かう人たちが乗り込んでいる。
程なくしてそのヒコーキも離陸していった。
空港には1機も居なくなってしまった。。。。。
つまらん。
そこに居たギャラリーたちも「え~?」みたいな感じで「おい。みんな帰ろーぜ」的なノリになっている。
自分も松山市駅に向かうことにした。バス乗り場に向かい、そこでリムジンバスに乗るべきか、普通便バスに乗るべきか迷いに迷ったが、結局は「情緒を楽しもう!」と思い、普通便バスに乗ることにした。ちなみに料金はどちらもたったの400円。
しかしリムジンバスと普通便バス、こりゃ扱いに大きな差があるわい。
リムジンバスはこぎれいな観光バス。これに対して普通便バスはフロアーが木ですよ。しかもかなりの年式の古いバスでぼろぼろ。
乗客は自分ひとり。最後列を陣取り、ぼんやりとバスの発車を待っていたが、しばらくして運転手が軽くあたふたし始めた。そしてついに最後列でふんぞり返ってる自分のもとに近づいてきて、こうおっしゃった。。。。
「す、すいません。。。このバス、おつりがなくなってしまって、今からバスを交換しますのでそちらに乗り換えていただけませんでしょうか。。。」とえらく低姿勢で言ってこられた。
「うむ!よかろう!」ということでいったんバスを降りた。
すぐに変わりのバスが滑り込んできた。
しかし
つり銭切れでバスごと交換するもんなんかねぇ?
自分はそのバスでも最後列を陣取り、またしてもふんぞり返っていた。
やがてバスが動き出し、ついに松山市内に突入していくことになりました。
続く。。。。
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