退院

無事本日午前中に退院しました。
関係各位にご迷惑ご心配おかけして申し訳なかったです。
何とか帰ってきました。

鎖骨骨折の場合、普通4日間の入院期間が必要みたいだけれど、自分の場合は3日で済んだことを考えると、結構症状が軽かったようで。。。でも右肩にはワイヤーが入っています。金属探知機に引っかかってしまうがな。

■水曜日
10時に入院手続きを済ませ、病室に。
この日は何にも処置はなかったのでひたすらヒマだった。
両側のベッドにはおっさんが入院している。
この両側のおっさんたち、屁ばっかしこきよる。
右からぷ~。左からぷ~。
ほんまエエ加減にしてくれと思う。
夕方に麻酔医と打ち合わせをする。今回の手術において自分が何よりも恐怖を感じていること。それは全身麻酔。10000分の1の確率で死亡事故などの問題が起こるとのこと。たとえ軽い手術とはいえ、全身麻酔する以上その10000分の1にならないとは限らない。よって走り書きだったけれど、念のために遺書を書いてかばんの中に忍ばせておいた。結果破り捨てることができてよかった。

■木曜日
夕方2時~3時の間に手術ということであまり落ち着かなかった。
両側のおっさんたちは相変わらずぷ~ぷ~やってる。
1時半ごろ看護士に検査着に着替えるよう指示が来る。
ついでにハイソックスみたいな白のストッキングをはかされる。
手術中のエコノミー症候群防止のためだって。
その姿を見て親族爆笑。「王子様か!」と。
そこから約3時間。待てど暮らせどお呼びがかからない。
どうやら急患が入って遅れてるとの事。
4時ごろ看護士が呼びにくる。不思議と緊張感はなかった。
検査着とストッキングのみの着衣。もちろん中はすっぽんぽん。
処置室にはいってストレッチャーに横になる。
そのとき。看護士の姉ちゃんが「下着は。。。着けてないでしょうね~。」と意味ありげにからかうので「もちろん。フルチンです」と力強く答える。
気分を落ち着かせるための注射をされる。程なくしてぼんやりする。
そのままがらがらとストレッチャーを押されて手術室へ。
手術室に入る。周りの情景はあまり覚えてなかった。
ストレッチャーから1・2・3で手術台に移される。そのときフルネームを聞かれるということだったが、答えた記憶がない。手術台に乗せられ、スタッフがばたばたやってるときに意識がなくなっていた。

しばらくして体をゆすられて目を覚ます。めちゃくちゃ頭がぼんやりしている。酔っているときのぐらぐら感とは違う。独特のぐらつき感。のどが痛い。器官に入れられていたチューブのせいだろう。

再びストレッチャーに乗せられたまま病室へ、そしてベッドの上に戻される。意識からがら看護士さんにテレビをつけてもらう。「鳥人間コンテスト見なきゃ」と。
でもまだやってない。ってことはまだ6時台。どうやら予定通り手術は1時間ほどで終わったみたい。
しばらくしてレントゲン技師が「モバイルレントゲン」をごろごろと引きずってやってきた。ベッドに縛り付けにあってるワシをレントゲンでバシバシ撮影する。
ぼんやりした意識の中、そのレントゲンに向かってピースサインをしてやろうと思ったのだけれど、両腕とも動かせなかった。というより体が動かなかった。

しばらくして徐々に意識が回復してくる。気が付けば体にいくつか管がつながれている。顔には酸素マスク。腕には点滴。そして。。。カテーテル。。。ワシの小粋な将軍様に。。。なんてこと(泣)。このカテーテル、むちゃくちゃつらかった。トイレにものすごき行きたい感触。今にももれそう!って感覚がずっと続く。おまけに痛い。

最初は15分おきに(2回ほど)体温と血圧を測られる。その後30分おきに2度ほど同じことをされる。そのご1時間おきに2度。

後は明日を迎えるのみ。

ここからが地獄だった。

■金曜日

深夜何時ごろだろう?最後の検診が12時前だったみたいだから、そこから朝6時まで眠れなかった。

傷口が傷む?

いやいや。

点滴とワシの小粋な将軍様へのカテーテルで身動きが取れない。寝返りが打てない。
腰がすんげえ痛い。ひたすら腰がしんどいし、むちゃくちゃ痛い。
無理やり体を動かしてみる。するとワシの小粋な将軍様がすごく嫌~な痛みが走る。
だから入院時必要なものとして「使い古した座布団2枚」ってあったんだな。
それがあれば普通に眠れていたと思う。

結局傷口よりカテーテルと腰が一番痛かった。

午前6時まではホント地獄だった。

頼むからワシの(中略)を開放してくれ!それだけで大きく変わるから!とひたすら願い続けて夜が明けた。

やっと天使がワシの(中略)を開放しにきてくれた。

その開放の瞬間。本気で気を失いそうになった。すごく痛い。
自分ではションベンをずっと我慢してたつもりだったんだが、取り外してもらったとき、看護士さんがほれ!って見せてくれた「尿貯めケース」にはシッコが満載されていた。なんで?うそやん?恥ずかしい!信じられなかった。
この3日間で一番辛かったのはこれに尽きる。手術よりもカテーテルがなによりも苦痛に満ち溢れていた。今でも(って数時間後やん!)ションベンするときは結構な痛みが走る。

カテーテルからの開放後、早速点滴がつけられてる器具、キウチ家ではこれを通称「ポチ」と呼ぶ。この「ポチ」を伴って廊下を歩いてみる。すぐに引き返す。歩けるような状況ではなかった。景色がゆがむ。また倒れて今度は左側を骨折しては何もならない。

さて、今回気がついたこと。ワシの肩の手術よりも全身麻酔に対する病院側のケアの比重が大きかったように感じる。事前に出された書類も全身麻酔のガイドラインだったり、その関係書類が一番多かった。
術前に直接麻酔医と話できるのはいいことかもしれない。多少の不安改善になる。

そして10時過ぎ、無事退院できた。入院費用も思ってたほどいってなかってほっとした。
まだまだ全身麻酔の影響が残る。これを書いている今ですらまだ残ってる。
早くしゃんとさせるため、病院から重い荷物抱えて歩いて帰る。
途中会社に立ち寄り、前日お見舞いに来てくれたお礼を言う。ほんとに皆さんありがとう。
で久しぶりに自宅に。何だか1ヶ月ほど家を空けていた気がする。
まず関係各位に退院報告メールや電話をする。
途中で強烈な眠気を感じ、昼寝。
気が付けばあたりは暗くなっていた。
で、今に至る。
今から実家に帰ります。

いろいろ声をかけてくれた方には心より感謝申し上げます。
またご迷惑おかけして本当に申し訳ありませんでした。
初めての入院、手術、全身麻酔経験だったけど自分の心にすごく得るものがあったと感じる。
ワシ、ただですら大の病院嫌い。
もうやだ。ほんとやだ。カテーテルはマジ嫌だ。
たとえ日常からいろんなことに気を使っていても怪我したり病気したりしてしまうもの。
なるべくなら病院に入ることなく生きて行きたいものです。
さて、次は18日に検診にいって、そのとき傷がふさがってたら抜糸かな?
んで、骨がくっつけば今度はリハビリ。
ワイヤーを抜く手術もある。
まだまだ通院は続きますな。

しかし今回初めて入院して思ったのが、医療の現場で働く人たちって本当に、本当に大変だと改めて感じさせられました。

今回手術を執刀してくださった劉先生はじめスタッフの方々、本当にありがとうございました。

Auther : Kiuchidenki / Date: 2007.09.07. 18:23 / Comment(2) / TruckBack(0) / ▲UP

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コメント(2)

しばらくぶりにお邪魔したら、こんなことになったはったのですね・・・。どうかどうかお大事に・・・。

まいどです。
そうなんです。。。。あほやらかしました。
ところでダンナも過去に鎖骨やってはりませんでしたっけ?全身麻酔で手術中心臓止まったとか。。。
違う人の話だったかな?

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